私と父の昔の話を書かせてください。
長文で、また、拙い文章かもしれませんが
何卒よろしくお願いします。
私が小学生の時、当時住んでいた滋賀県大津市のイオンのお惣菜コーナーで、たまたま見つけた釜飯を父に買ってもらいました。
時刻は夕方遅く、晩御飯用だったかと思います。
車の中で、釜飯を楽しみに抱えて乗っていたのですが、ふとしたことで父と喧嘩をしてしまいました。
喧嘩と言っても、恐らく当時の私がまだ幼く、父に向かって失礼なことを言ったのか、悪いことをしたのか、怒らせてしまったように思います。
険悪な空気のまま家の近くの駐車場に着き、早足で家へと向かう父を小走りで追いかけた時、大切に手に持っていた釜飯を地面に落としてしまい、割ってしまったのです。
悲しさで声を上げて泣いた私、慌てて戻ってきた父、割れてしまった釜飯、父は私に対して車の中で少し怒りすぎたと思ったのか、申し訳ないような表情をしていました。
その後、割れてしまったのでもう一度買いに行こうということになり、夜に同じイオンに買いに行ったのですが、売り切れてしまっていて、結局食べることはできませんでした。
そこから20年弱、父は思い出す度に釜飯のことを私に話し、あの時はごめんねと言っていました。
沢山の愛情を受けて育った私からすると大したことのない思い出でしたが、父からすると子育ての中での大きな後悔だったようです。
そんな私も高校、大学を卒業、就職をして、職場で出会った素敵な男性と25歳で結婚をしました。
あの時と同じ釜飯を見付けて、一緒に食べることができればきっと父の後悔も薄れるかと思いましたが、過去の記憶と言えば陶器に入った釜飯ということだけ、スーパーに行くたびにお惣菜コーナーを見ていましたがそれらしいものはこれまでに一度も見付けられませんでした。
そんな中、28歳になった2025年の2月、いきなり父からあの時の釜飯を夫と私の分で2つ、通販で頼んだよ、と言われたのです。
私はびっくりしました。父は釜飯がおぎのやさんのものだと分かっていたのです。実際には分かっていたのか、探したのか分かりませんが、期間限定のイオンの商品だったのかなぁ……と諦めていた私は本当に驚きました。
この気持ちをどこかで発信したいと思っていたところ、こちらのおぎのわを見付けました。
本来の使い方とは異なるのかもしれませんし、こんな長文読んでいただけないかもしれません。申し訳ありません。
そして、そんな父になにかお返しをしたいのですがなにかいい案があれば教えて頂ければ幸いです。
最後になりましたが、あの日から今まで、同じ商品をずっと作り続けていただいて本当に本当にありがとうございます。従業員の皆様の幸せを心よりお祈り申し上げます。
私と父の昔の話を書かせてください。
長文で、また、拙い文章かもしれませんが
何卒よろしくお願いします。
私が小学生の時、当時住んでいた滋賀県大津市のイオンのお惣菜コーナーで、たまたま見つけた釜飯を父に買ってもらいました。
時刻は夕方遅く、晩御飯用だったかと思います。
車の中で、釜飯を楽しみに抱えて乗っていたのですが、ふとしたことで父と喧嘩をしてしまいました。
喧嘩と言っても、恐らく当時の私がまだ幼く、父に向かって失礼なことを言ったのか、悪いことをしたのか、怒らせてしまったように思います。
険悪な空気のまま家の近くの駐車場に着き、早足で家へと向かう父を小走りで追いかけた時、大切に手に持っていた釜飯を地面に落としてしまい、割ってしまったのです。
悲しさで声を上げて泣いた私、慌てて戻ってきた父、割れてしまった釜飯、父は私に対して車の中で少し怒りすぎたと思ったのか、申し訳ないような表情をしていました。
その後、割れてしまったのでもう一度買いに行こうということになり、夜に同じイオンに買いに行ったのですが、売り切れてしまっていて、結局食べることはできませんでした。
そこから20年弱、父は思い出す度に釜飯のことを私に話し、あの時はごめんねと言っていました。
沢山の愛情を受けて育った私からすると大したことのない思い出でしたが、父からすると子育ての中での大きな後悔だったようです。
そんな私も高校、大学を卒業、就職をして、職場で出会った素敵な男性と25歳で結婚をしました。
あの時と同じ釜飯を見付けて、一緒に食べることができればきっと父の後悔も薄れるかと思いましたが、過去の記憶と言えば陶器に入った釜飯ということだけ、スーパーに行くたびにお惣菜コーナーを見ていましたがそれらしいものはこれまでに一度も見付けられませんでした。
そんな中、28歳になった2025年の2月、いきなり父からあの時の釜飯を夫と私の分で2つ、通販で頼んだよ、と言われたのです。
私はびっくりしました。父は釜飯がおぎのやさんのものだと分かっていたのです。実際には分かっていたのか、探したのか分かりませんが、期間限定のイオンの商品だったのかなぁ……と諦めていた私は本当に驚きました。
この気持ちをどこかで発信したいと思っていたところ、こちらのおぎのわを見付けました。
本来の使い方とは異なるのかもしれませんし、こんな長文読んでいただけないかもしれません。申し訳ありません。
そして、そんな父になにかお返しをしたいのですがなにかいい案があれば教えて頂ければ幸いです。
最後になりましたが、あの日から今まで、同じ商品をずっと作り続けていただいて本当に本当にありがとうございます。従業員の皆様の幸せを心よりお祈り申し上げます。
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ゆっこ
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02/22
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おしゃべり