おぎのやの写真

あさま4号
2026/04/12 11:53

おぎのや写真探偵団🔍その2・香の物入れ

その1からの続きで、3/30付のITmediaビジネスオンラインの記事の写真について、です。

掛け紙の2文字を見つけつつも、やっぱり70年代に入るんじゃないかな〜🧐と執念深く手がかりを探し…、香の物入れに改めて注目しました❗️

窓枠近く、お母さん側に写っている長方形の容器は白色不透明。これは耐水紙製と思われ、後の長方形の透明プラケースとは異なります。というわけで、香の物入れと釜めしの値段が一緒に写っている写真、撮影年がある程度絞り込める写真を洗い出してみました。※見やすいよう少し寄っています🔍

①120円時代 ※時刻表基準1958.02~1963.01
②150円時代 ※時刻表基準1963.02~1966.04
③200円時代 ※1970年4月1日刊
④250円時代 ※時刻表基準1970.03~1973.02
⑤300円時代 ※1973年4月1日刊
⑥400円時代 ※1974年5月20日

①〜④は白。④は照明を当てて撮影しているような感じですが、白飛びしたものが見当たらないので、容器自体が白と見ていいでしょう。一方、⑤⑥は透明のプラケースになっています。

③と⑤がうまいこと値段の変わり目に近い時期なので、250円時代か、300円時代のスタート時点でプラ容器に変わったのかな❓と思われます。

肝心のお子さまと釜めしの写真については、被写体の装いが夏服であることと、掛け紙の文言から下限が200円時代(時刻表記載では1966年5月~1970年3月)なので、撮影時期は「1966年の夏以降、1972年の夏以前」というところまで絞り込めそうです😃


さて、この流れに該当しない公式写真が1枚あります。キャプションの記載によれば、「1967年頃」。

⑦撮影時期不明

残念ながら、ここには撮影時期の根拠になるものがほぼ写っていません。掛け紙左下の3行の注意書きは、200円時代の途中から固定化する仕様と見られます。

よって、⑦は少なくとも1966年春より後の撮影と判断できますが、①~③のほか、1960年代後半の書籍にも、プラ容器の香の物入れは見当たりません。そんなわけで、この写真は公式記載の「1967年頃」ではなく、70年代前半以降に撮影されたものとするのが自然ではないでしょうか🤔 具に錦糸卵が見られないのも、70年代らしさのポイントになるかと。


「おぎのわ」において「おぎのや写真館」はいささか地味な存在でしたが、釜めしの歴史を知ることができて、個人的にはとても好きでした❗️  古い写真に写り込んだ手がかりからあれこれ調べるのは楽しいので、これからもホームページでさまざまな写真を掲載していただけると幸いです☺️ 

おぎのわ参加後、およそ1年の自由研究でわかることは、このくらいでした🙇


【ITmediaビジネスオンライン以外の画像】

①②④⑦「荻野屋 東京」内「釜めし誕生秘話」

③『儲かるメニュー・シリーズ第7 べんとう』(1970年、柴田書店)

⑤『駅弁の旅』(1973年、千趣会)

⑥「おぎのわ」内「おぎのや写真館その2」

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3 件の返信 (新着順)
村長の嫁 バッジ画像
2026/04/16 00:11

この頃の香の物もなかなかいい味出してますね😄こちらも食べてみたいですね✨


あさま4号
2026/04/17 08:30

120円時代のはすごく自家製感があって美味しそうです😋

せんじ バッジ画像
2026/04/15 01:08

今、香の物のパッケージと箱が残ってたら希少品ですね✨
初期のお釜と一緒に飾りたいですね👍


あさま4号
2026/04/17 08:28

長方形の香の物容器はまず見かけないですね🤔 掛け紙だけ残している方はごく稀にいらっしゃるようですが…。

ねこ鉄
2026/04/12 19:15

一見マッチ箱のように見える香の物の箱、情緒ありますね😊知識不足で今回の投稿で初めて知りました😯掛け紙も初めて見るのに懐かしさを感じるのはなぜなんだろう?当時色々考えてデザインされたのでしょうね😊


あさま4号
2026/04/14 07:39

最初のデザインが直球で、成功していたということでしょうね☺️ ときどき関所入り、あたご荘入りのバージョンもありましたが、認知度の高さからガラッと変える必要はなかったのだと思います。