おぎのわ管理人1号
2023/12/05 11:42
おぎのや写真館 その3
「峠の釜めし」の掛け紙(パッケージ)は季節やイベント、年代等によってデザインが変わっています。今回紹介させていただく写真は、掛け紙の写真になります。
こちらの写真はお客様からご提供いただいた写真です。峠の釜めしは昭和33年に120円で販売を開始しています。そのためこの写真の掛け紙は販売当時のものと推測できます。
注目すべきは掛け紙左上に和歌が記載されていることです。
この和歌は万葉集に収められている歌で「他田部子磐前」が詠んだ歌とされています。
訳は諸説ありますが、「碓氷峠の険しい坂を越えようとしているが、家に残した妻のことが無性に恋しくなり、忘れることができない」という歌です。
実は峠の釜めしの由来には、こちらも諸説ありますが「和歌に着想を得た」という説があります。この掛け紙に記載されている通り、「他田部子磐前が持参の土器にて炊いて食べて峠を越した」ということから「峠の釜めし」の着想を得たかもしれません。
現在、「和歌」が記載されている掛け紙はこの写真の掛け紙以外確認ができておりません。
65年以上前のことであり、諸説の断定はできませんが荻野屋にとって非常に貴重な写真です。
【2023年12月12日追記 おぎのや写真館後日談】
荻野屋社長より「自分が幼い時に、祖母(荻野屋4代目社長 峠の釜めしを開発した 髙見澤みねじ)より
和歌について聞いたことがある。」とのコメントがありました。
峠の釜めしが「和歌に着想を得た」という説は事実として認定します。
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投稿を表示復刻版で、昔の掛け紙の釜めしが販売されたら購入してみたいです!
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投稿を表示とても貴重な掛け紙、見ることができて嬉しいです☺️✨
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投稿を表示なんと貴重な🥺✨
和歌の内容、そして、そこからの着想。
素敵です❤️